志望動機をポジティブに変換しよう

志望動機をポジティブに変換しようネガティブな理由は簡単にポジティブな理由に変わる

転職理由なんて大抵ネガティブ

なんの不満もない会社をわざわざ辞める人ってあまりいませんよね。理由はなんであれ、そこにネガティブな要素があるからこそ転職を考えるのではないでしょうか。だから転職の動機はネガティブでいいんです。でも、それをそのまま志望動機に乗せて面接で話してしまえば、当然心象は悪くなってしまうでしょう。
「仕事が辛い」「上司や同僚と合わない」「残業が多い」「給料が少ない」「休みが少ない」など。
よくある不満を並べていけばキリがないほどたくさんあるかもしれません。そんなネガティブだらけの動機でも、表現を変えることでポジティブなものに変身させることができます。

過去も大事だけど未来はもっと大事

エンジニアの場合、転職に重要なのがスキルと経験です。スキルもないまますぐ転職する人は、単なるジョブホッパー扱いになってしまいますが、そうでなければキャリアビルダーとして好意的に見てもらうことは十分可能です。採用する側が過去を知りたがるのは、未来につながる人材かどうかを判断したいからであって、転職回数だけで何かを判断したいわけではありません。
もちろん転職回数が多ければそれは無視できないことなので、なぜそうなったのかの経緯は話さなければならないでしょう。そこでネガティブな転職理由を次々と並べたててしまえば、採用側はがっかりするかもしれませんが、そこをうまくポジティブに変換すれば、立派な自己アピールになります。

ネガティブな理由を逆転させる発想とは

ネガティブな理由を一転ポジティブに変換する方法は、コツをつかむと意外と簡単だったりします。考え方としては、ネガティブな要素が過去の話だとすれば、ポジティブな話は未来の話です。例えば、「仕事がつまらないから」というそのまま使ったら呆れられるような理由でも、「これからは自分の力をさらに発揮できる仕事がしたい」というニュアンスに言い換えるだけでかなり印象は変わります。その背景には、「力を発揮できるほどに面白い仕事はなかった」ということが隠れているわけですが、過去の事実ではなく未来の希望にスポットを当てるだけで、すっかりポジティブな内容に変換されていることがわかるはずです。

採用する側もちゃんとわかっている

採用する側も、転職希望者にネガティブな動機が全くないなんて思っていません。むしろネガティブな動機ばかりだろうと思っているぐらいかもしれません。そのため、どれほどネガティブな動機があるかは重要なことではなく、「結果としてこれからどうしたいの?」という意思が確認できればいいのです。ですから、転職したい理由をまずは正直に洗い出し、そこから建設的な理由を導き出すように準備していきましょう。

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