採用側としても当事者としてもwin-winな部分

採用側としても当事者としてもwin-winな部分全否定するのはまだ早い!?

ジョブホッパーをボジティブに考察する

何かと印象の悪いジョブホッパーですが、企業から絶対に敬遠されるかというと実は違うんです。でも、これまでさんざんジョブホッパーは転職不利と聞いてきたのにどういうこと?って思いますよね。
確かに採用側から見ればジョブホッパーは遠慮しておきたい存在ですが、それはその企業の状況が健全ならばの話。すぐに辞める人イコールジョブホッパーと決めつけてしまいそうになりますが、ジョブホッパーの判断が正解という場合だってあるんです。それに、職を転々とすることが功を奏し、採用する企業も当事者もwin-winになる場合だってあるのです。
どうしたらそうなるんだろうって不思議に思いますよね。では、ジョブホッパーを少しポジティブな視点から見てみることにしましょう。

決断力と行動力は凄まじい

ダメだと思ったらすぐ辞めるなんて、一般的な感覚ではちょっとできない大技です。そんな決断力と行動力がジョブホッパーの短所であり長所です。なぜこれが長所になるかというと、「ダメ」の判断が的確な場合があるからです。日本人は奥ゆかしいので、この会社は絶対にダメだと入社してから気づいても、キャリアに傷が付くとか体裁が悪いとか、転職が面倒とかいろいろな理由で自分を納得させてその環境に落ち着こうと努力してしまいがちです。それも間違ったことではないのですが、そのまま働いても自分のためにならないような場所にずっと我慢してい続ける時間がもったいないと思ってしまうのがジョブホッパーです。この精神が仕事に反映されると思いがけずいい仕事になる場合があります。
ジョブホッパーのもつ判断力と行動力で失敗を恐れずどんどんチャレンジして、悪いものはさっさと切り捨てて素早くいい結果を出す、ということが実現できれば、それはむしろ自分の強みにもなりますよね。

自分の限界を超えない

エンジニアは、忙しければある程度無理しなければならない時もありますが、無理を続けていけば必ずどこかにしわ寄せが来るものです。でも、社会人ともなれば自己管理も仕事のうち。仕事で無理して体を壊したら元も子もありません。その点ジョブホッパーはあまり無理をしないので、劣悪な労働環境下で自分を壊していくことはまずありません。今の時代いろいろな企業があるので、これはむしろ身を守る方法とも言えるかもしれませんね。

ジョブホッパーは転職上手

なんでこんなに何社も転々とできるのだろうかって思うほどジョブホッパーは転職上手です。昔なら考えられないことでしたが、あらゆることがスピーディーに変化していくこの時代、未来のことはわかりません。今の常識が将来の常識とは限らないのです。
転職を繰り返すような人間は信じない企業もある一方で、恐れずに職を転々とする度胸のあるジョブホッパーをあえて採用してみようという新感覚の企業もあります。そのような企業を見つけることができれば、お互いwin-winの関係になれるでしょう。

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