まだまだ厳しい!採用側からのイメージ

まだまだ厳しい!採用側からのイメージ企業から見たジョブホッパーってどんな感じ?

自分は企業からどう見える?

ジョブホッパーに対する企業の目は厳しいです。でも当のジョブホッパーにしてみると、ジョブホッパーってどういうこと?というぐらいの認識のズレはあるかもしれません。転職が珍しくないエンジニアが単なるジョブホッパーにならないためにも、自分が企業からどう見えるかを意識の中に入れておきましょう。

転職は別に悪いことではない

終身雇用の時代は、一度就職したらその企業でキャリアを形成して仕事を極めるという流れがごく一般的でしたが、今はもうその時代とは環境がまるで違います。できることなら同じところで安定的に仕事が続けられて、しっかりキャリアアップしていければいいのかもしれませんが、今はどんな大企業でも明日はどうなるかわからない不安定な時代。転職に後ろ指を指される心配こそありませんが、自分のキャリアは自分で考えなければなりませんよね。
世の中にはたくさんの転職者がいて、中途採用に力を入れる企業もたくさんありますが、それでもやはりジョブホッパーは企業からすると敬遠したい存在なのです。

企業からはこう見える!

「自分の思い通りにならないからただ環境を変えたい」「キャリア形成に役立つスキルを身につける努力はしたくないけどキャリアアップしたい」「もっと条件の良いところに行きたい」などなど、ジョブホッパーの転職動機はかなり身勝手。それをそのまま面接で言えば不採用になるので、言い方は考えるかもしれませんが、隠して違うように伝えたつもりでも根本的な考え方は変わっていないため不思議と本音が伝わってしまったりするんですよね。
中途採用をする企業側が知りたいのは、どうして前の職場を辞めようと思ったのかという点です。転職を繰り返しているならなおさらでしょう。ジョブホッパーであろうとなかろうと、転職を繰り返す人はまた同じことをすると思われがちです。しっかりとした志望動機とそれを裏付ける根拠が提示できれば企業側も納得するかもしれませんが、動機や根拠のない単なるジョブホッパーであれば、入社してもまた理由をつけて転職していくイメージを持たれてしまっても仕方ありませんよね。ジョブホッパーに対するイメージは悪い!そう思っておいて間違いないでしょう。

一番困るのはジョブホッパー本人

これといったスキルもなく転職を繰り返しているような人はジョブホッパーだと思われがちなため、企業からすれば採用するに値しない人材だと判断することもあるでしょう。もしそう判断してしまう企業が複数存在すれば、転職をしたくてもなかなか条件通りの企業に就職することは難しくなりますよね。若いうちはいいかもしれませんが、転職は年齢を重ねるごとに不利になるためさらに厳しくなっていくことでしょう。そうしていくうちに居場所がなくなっていくジョブホッパーの末路を考えると、ちょっと怖くなります。またジョブホッパーは給料が上がる前に転職するので、結果的にいつも最低限の賃金で働き続けることにもなります。
「少しでも不満があればすぐ転職」で一番困るのは企業ではなく本人なのです。

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